202001



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IC2174 モンキーフェイス

 
 笠井トレーディンク BLANCA-130EDT ED屈折用0.8×レデューサー ZWO ASI294MC-Pro QuadBPフィルター GAIN300 300秒×9枚 GN-170 ダーク処理 Si8 他 M-GEN 撮影地:深谷市 2020/1/3撮影

13cm屈折で大分前に撮影したものですが、画像処理を忘れていました。雲の影響で良好な原版が9枚、やや少なかったので、原版に画像処理を施しコンポジットして画像処理しました。
細かい模様が有るのには驚きです

  
 SH2-274

 笠井トレーディンク GS200RC 203mm 1624mm 0.8×レデューサー ZWO ASI294MC-Pro QuadBPフィルター GAIN320 360秒×21枚 GN-170 M-GEN ダーク処理 Si8 他 撮影地:深谷市 2020/1/20撮影

かなり大きな星雲ですが淡いため干渉フィルターをかけないとカブリで存在すら殆ど認識できませんでした。

  IC410

 笠井トレーディンク GS200RC 203mm 1624mm 0.8×レデューサー ZWO ASI294MC-Pro QuadBPフィルター GAIN320 360秒×24枚 GN-170 M-GEN ダーク処理 Si8 他 撮影地:深谷市 2020/1/21撮影

岩に吸盤で貼りついているような2匹のお玉杓子が何とも言えないです。右はお玉杓子と言うよりかむしろ蛇かウツボのようです。シーングの良い時に細部を写したい対象です。
 
NGC7635 バブル星雲

 笠井トレーディンク BLANCA-130EDT ED屈折用0.8×レデューサー ZWO ASI294MC-Pro QuadBPフィルター GAIN370 180秒×32枚 GN-170 ダーク処理 Si8 他 M-GEN 撮影地:深谷市 2020/01/02撮影 中心部をトリミング

姿が立体的でシャボン玉に似ています。形の通りバブル星雲と呼ばれていますが周辺には散光星雲がかなり広範囲に広がっています。
  
  M104

 笠井トレーディンク GS200RC 203mm 1624mm 0.8×レデューサー ZWO ASI294MC-Pro QuadBPフィルター GAIN320 330秒×23枚 GN-170 M-GEN ダーク処理 Si8 他 撮影地:深谷市 2020/1/22撮影

高度が低く悪シーングてボケてしまって微恒星が写っていません。暗黒体の細部と周辺に分布している球状星団を写したいので何度もチャレンジしたい対象です。
 
M35 NGC2168
  
 Sharpstar65q 65mm 425mm F6.4 4枚玉アポクロ屈折 ZWO ASI294MC-Pro QuadBPフィルター GAIN320 240秒×25枚  GN-170 ダーク処理 Si8 他 M-GEN 撮影地:深谷市 2020/01/16撮影

久しぶりの撮影です。M35の隣にある密集した散開星団があります。この画像は月出没後に撮影を開始たものです。散開星団は淡い散光星雲に比べると画像処理が非常に容易です。


IC1805

 Sharpstar65q 65mm 425mm F6.4 4枚玉アポクロ屈折 ZWO ASI294MC-Pro QuadBPフィルター GAIN320 360秒×28枚  GN-170 ダーク処理 Si8 他 M-GEN 撮影地:深谷市 2020/01/15撮影
 
IC1805 
 ]Sharpstar65q 65mm 425mm F6.4 4枚玉アポクロ屈折 ZWO ASI294MC-Pro QuadBPフィルター GAIN320 300秒×19枚  GN-170 ダーク処理 Si8 他 M-GEN 撮影地:深谷市 2020/01/15撮影

 共に大型の散光星雲で位置も隣接しています。フォーサーサイズで420mmの焦点距離ではフルサイズデジカメと840mmレンズの組み合わせとほぼ同スケールです。さすがに満月近い月光の下ではSNが小さく極端な画像処理が必要でので、月出直前までに撮影を終了して画像処理しています。相変わらずシーングは好ましくなく、ピント合せに苦労しました。



  
満月直後(月齢16)の夜空で撮影  
 M42

 笠井トレーディンク GS200RC 203mm 1624mm 直接焦点 ZWO ASI294MC-Pro QuadBPフィルター GAIN320 16秒×45枚 GN-170自動追尾 ダーク処理 Si8 他 撮影地:深谷市 1/11撮影

オリオン大星雲の中心部のアップしてみました。大げさかもしれませんが、トラベジウムの周辺は月の明るさに負けないくらい明るいく画像処理しても潰れてしまっています。
 
 
 M82


 笠井トレーディンク GS200RC 203mm 1624mm 直接焦点 ZWO ASI294MC-Pro QuadBPフィルター GAIN370 120秒×45枚 GN-170自動追尾 ダーク処理 Si8 他 撮影地:深谷市 1/12撮影
 
干渉フィルターを使って満月直後の月明かりの中での撮影です。比較的単位面積当たりの明るい対象を撮影しました。単位面積当たりの明るい天体としては惑星状星雲や島宇宙の一部があります。今回は20cmF8の直接焦点で撮影しました。

上は撮影当日の月です。ある程度離角の大きい天体を撮影しましたが、下のエスキモー星雲は30度程の離角でした。ここまで近いとかなり影響を受けて、シーングの悪さも加えて微恒星の写りが悪くなっています。


月の明るさのお陰?でバックグラウンドが明るくF8直接焦点にもかかわらず短い露光時間で済み、オートガイダー無しで撮影可能です。また、フォーサーサイズのチップで、フラットナー無しで見られる写真になりました。

 フォーサーサイズで焦点距離1624㎜です。デジカメフルサイズ換算でほぼ倍の3200mmになりますのでシーングの影響を大きく受ける拡大率ですね。
NGC2438 


 笠井トレーディンク GS200RC 203mm 1624mm 直接焦点 ZWO ASI294MC-Pro QuadBPフィルター GAIN370 60秒×41枚 GN-170自動追尾 ダーク処理 Si8 他 撮影地:深谷市 1/11撮影
 
 

 笠井トレーディンク GS200RC 203mm 1624mm 直接焦点 ZWO ASI294MC-Pro QuadBPフィルター GAIN370 30秒×39枚 GN-170自動追尾 ダーク処理 Si8 他 撮影地:深谷市 1/11撮影
見かけが木星とほぼ同じくらいの大きさです。冬のシーングでは詳細部分の描画は困難です


   
 令和2年、西暦2020年になりました。明けましておめでとうございます。
 さて、今から40年以上前と記憶していますが、2030年代に北関東で皆既日食が見らるという情報を知りました。、当時の男性平均寿命が74-5歳でしたので、私自身これを見るには80歳を超えてしまうので、果たして生きているのかどうか?その皆既日食まで15年9か月となりました。
  
 最近は年齢を重ねる度に寒さに弱くなってきているようです。体力的にも冬の遠征が厳しくなってきました。一方、干渉フィルターのお陰で、透明度が良ければ月が出ていても、光害で明るい状況下でも撮影できるようになってきました。今回の写真はこの様な環境の中で撮影して画像処理を行ったものです。  
 



 
 笠井トレーディンク BLANCA-130EDT オルソ18mm ZWO ASI120MC AutoStakkert!2 2020年1月4日撮影

この時期はシーングが悪く、肉眼ではある程度の詳細は確認ができるものの、激しく揺れる動画を専用ソフトでスタックして画像処理しても限界があります。   
 
NGC2903

 笠井トレーディンク GS200RC ED屈折用0.8×レデューサー ZWO ASI294MC-Pro QuadBPフィルター GAIN350 360秒×22枚 GN-170 ダーク処理 Si8 他 M-GEN 撮影地:深谷市 1/2撮影

   
NGC891

 笠井トレーディンク GS200RC ED屈折用0.8×レデューサー ZWO ASI294MC-Pro QuadBPフィルター GAIN300 420秒×18枚 GN-170 ダーク処理 Si8 他 M-GEN 撮影地:深谷市 1/1 撮影
 NGC281


 笠井トレーディンク BLANCA-130EDT ED屈折用0.8×レデューサー ZWO ASI294MC-Pro QuadBPフィルター GAIN350 240秒×25枚 GN-170 ダーク処理 Si8 他 M-GEN 撮影地:深谷市 1/2撮影

  M76 


 笠井トレーディンク GS200RC ED屈折用0.8×レデューサー ZWO ASI294MC-Pro QuadBPフィルター GAIN300 210秒×25枚 GN-170 ダーク処理 Si8 他 M-GEN 撮影地:深谷市 1/1撮影

NGC2409


 笠井トレーディンク GS200RC ED屈折用0.8×レデューサー ZWO ASI294MC-Pro QuadBPフィルター GAIN300 360秒×18枚 GN-170 ダーク処理 Si8 他 M-GEN 撮影地:深谷市 19/12/29 撮影

   
M51



 笠井トレーディンク BLANCA-130EDT ED屈折用0.8×レデューサー ZWO ASI294MC-Pro QuadBPフィルター GAIN350 360秒×22枚 GN-170 ダーク処理 Si8 他 M-GEN 撮影地:深谷市 1/3撮影

中心部をトリミング 

M81 82


 Sharpstar65q 65mm 425nn F6.4 ZWO ASI294MC-Pro QuadBPフィルター GAIN350 360秒×15枚 GN-170 ダーク処理 Si8 他 M-GEN 撮影地:深谷市 1/1 撮影
 
NGC4565 


 笠井トレーディンク BLANCA-130EDT ED屈折用0.8×レデューサー ZWO ASI294MC-Pro QuadBPフィルター GAIN350 360秒×22枚 GN-170 ダーク処理 Si8 他 M-GEN 撮影地:深谷市 1/4撮影
  
  M97



笠井トレーディンク GS200RC ED屈折用0.8×レデューサー ZWO ASI294MC-Pro QuadBPフィルター GAIN350 300秒×20枚 GN-170 ダーク処理 Si8 他 M-GEN 撮影地:深谷市 1/2撮影
   
               NGC2264


笠井トレーディンク BLANCA-130EDT ED屈折用0.8×レデューサー ZWO ASI294MC-Pro QuadBPフィルター GAIN300 300秒×28枚 GN-170 ダーク処理 Si8 他 M-GEN 撮影地:深谷市 1/2撮影

クリスマス星雲と呼ばれていますが、個人的には天から竜が舞い降りてくるようなイメージです。特に青色の星雲の北側(画面では右)には鬼の顔の様な模様が見えます。

 M42

笠井トレーディンク BLANCA-130EDT ED屈折用0.8×レデューサー ZWO ASI294MC-Pro QuadBPフィルター
GAIN350 120~240秒×9枚 GN-170 ダーク処理 Si8 他 M-GEN 撮影地:深谷市
 1/3 撮影

 この付近は静止衛星の軌跡が必ずと言いて良いほど入ります。この写真にも入ってしまいましが画像処理ソフトで消去しました。。さて、オリオン大星雲はに中心部と外周部の明暗差が大きく同時にディティールを再現することが難しい対象です。この作品は短時間で画像処理をしていますが、中心から外周部までを表現するためには時間と工夫が必要です。


  
 


大分前に購入した4枚玉のアポクロ屈折光学系です。大型の対象にはちょうど良い焦点距離ですが、F値がややく暗らいレンズです。一方周辺減光や色収差は殆ど感じられないくらい高性能です。久々に切れ味の良いバラ星雲が撮影出来ました。




 Sharpstar65q 65mm 425mm F6.4 4枚玉アポクロ屈折 ZWO ASI294MC-Pro QuadBPフィルター GAIN300 420秒×31枚  GN-170 ダーク処理 Si8 他 M-GEN 撮影地:深谷市 01/01撮影



   


笠井トレーディンク GS200RC ED屈折用0.8×レデューサー ZWO ASI294MC-Pro QuadBPフィルター GAIN350 360秒×22枚 GN-170 ダーク処理 Si8 他 M-GEN 撮影地:深谷市 1/1 撮影

何度も撮影していますが、解像度アップは出来ませんでした。この時期はシーングが悪く高解像度写真は難しい。
                M81



笠井トレーディンク GS200RC ED屈折用0.8×レデューサー ZWO ASI294MC-Pro QuadBPフィルター GAIN300 360秒×20枚  GN-170 ダーク処理 Si8 他 M-GEN 撮影地:深谷市
  12/29撮影

シーングがまあまあ良かったので焦点距離の伸ばして撮影、腕や内部の詳細が出てきています。



 
              馬頭星雲



 笠井トレーディンク GS200RC ED屈折用0.8×レデューサー ZWO ASI294MC-Pro QuadBPフィルター GAIN300 300秒×38枚 GN-170 ダーク処理 Si8 他 M-GEN 撮影地:深谷市 12/28 撮影

今シーズン何度も撮影しました。この季節としてはシーンングが良好で思い切って焦点距離を伸ばしました。荒れた雲間から噴き上げる炎状の模様が出ています。
                 スバル



笠井トレーディンク BLANCA-80EDT2 ED屈折用0.8×レデューサー ZWO ASI294MC-Pro QuadBPフィルター GAIN300 300秒×34枚  GN-170 ダーク処理 Si8 他 M-GEN 撮影地:深谷市
12/27撮影

青系の星雲もQuadBPフィルター のお陰で写りました。
 

              アンドロメダ大星雲



笠井トレーディンク BLANCA-80EDT2 ED屈折用0.8×レデューサー ZWO ASI294MC-Pro QuadBPフィルター GAIN300 300秒×38枚  GN-170 ダーク処理 Si8 他 M-GEN 撮影地:深谷市

12/28撮影

遠征が不要なくらい自宅でも良く写っていました。
 
          オリオン座 M78とバーナードループ



 TAMRON SP70-200mm F2.8 Di VC USD G2 (200mm F2.8) Quad BPフィルター ZWO ASI294MC-Pro GAIN320 120秒×45枚  GN-170自動追尾 ダーク処理 Si8 他 撮影地:深谷市 12/18撮影

 

           IC2177 ワシ星雲



TAMRON SP70-200mm F2.8 Di VC USD G2 (150mm F2.8) Quad BPフィルター ZWO ASI294MC-Pro GAIN320 120秒×45枚  GN-170 ダーク処理 Si8 他 M-GEN 撮影地:深谷市 12/18撮影

冬の銀河の中で微恒星の多さには驚きです。
 

北アメリカ星雲

 





空の暗い所ではアンドロメダ大星雲の様にはっきりとは見えませんが
微かに肉眼で確認できる見かけの大きな系外星雲です。

                    M33  
 

 SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM  (600mm F6.3) Quad BPフィルター ZWO ASI294MC-Pro GAIN320 総露光時間100分  GN-170 ダーク処理 Si8 他 M-GEN 撮影地:深谷市 12/18撮影

この焦点距離では若干非点収差が有るようですが、一方、昔のアナログカメラ用望遠レンズに比べると色収差が非常に少くまっています。。
笠井トレーディングBLANCA-80EDTⅡ ED屈折用0.8×レデューサー Quad BPフィルター ZWO ASI-294MC-Pro -23.4℃ GAIN320 総露光時間60分  GN-170自動追尾 ダーク処理 Si8 他 撮影地:深谷市 12/18撮影

この光学系はカメラ用超望遠ズームレンズより数段シャープです。また周辺減光が非常に少なく、画像処理が容易です。 

M45(スバル)

 SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM  (500mm F6.3) ZWO ASI294MC-Pro QuadBPフィルター
GAIN320 総露光時間100分  GN-170 ダーク処理 Si8 他 M-GEN 撮影地:深谷市
  12/18撮影

赤い Hαだけでなく青いHβもこのフィルターの威力で良く写ります。
この超望遠ズームレンズは600mmより短めの方がより高画質になります。
 
        IC410 オタマジャクシ星雲


笠井トレーディンク BLANCA-130EDT ED屈折用0.8×レデューサー ZWO ASI294MC-Pro QuadBPフィルター GAIN300 総露光時間100分  GN-170 ダーク処理 Si8 他 M-GEN 撮影地:深谷市  12/23撮影


 




              IC434(馬頭星雲)



笠井トレーディンク BLANCA-130EDT ED屈折用0.8×レデューサー ZWO ASI294MC-Pro QuadBPフィルター GAIN300 総露光時間100分  GN-170 ダーク処理 Si8 他 M-GEN 撮影地:深谷市  12/23撮影

冬のオリオン座にある魅力的な対象です。何度も撮影を試みていますが色彩豊かで微妙なディテールを再現が難しい対象です。また、、馬の首と交差する赤いフィラメントから吹き出す炎をクリアーに写し出すのがなかなか難しいです。